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HOME  >  アクティブワールド  >  海外ボランティアとなる  >  バクー便り 1〜3

海外ボランティアとなる

バクー便り… 1〜3 | 4〜6 | 7〜9 | 10〜13 |

バクー便り 1〜3

アゼルバイジャン共和国
Republic of Azerbaijan
アゼルバイジャン共和国国旗
  • 首都:バクー
  • 人口:826万
  • 面積:8万6,600平方キロ
  • 言語:アゼルバイジャン語

バクーからの便りその1

8月1日、無事バクーへ到着しました。成田からウイーンまで12時間強、ウイーンで5時間待ってバクーまで3時間半。着いたのは朝4時でかなりくたびれました。
バクーは思ったより暑くむしむしした天気です。でも東京ほどではありません。ホテルはそこそこ高級で1泊180ドル、但しバスタブは無し。
バクーは城壁に囲まれた旧市内と外側の新市内があり旧市内はさほど大きくなく充分に歩いて廻れる程度の広さです。
想像していたより(又、タシケント、ビシュケクと比べると)エキゾチックな場所です。
数百年前の建造物(古いのは紀元前のものもある)、石畳の細い路地、石造りの家がひしめき合うような形で建っており、人々は 昔のままの環境の中で生活している様。
歩いていると話しかけてくる子供や大人もいて、なかなかフレンドリーです。
お土産屋も沢山在るが、余りしつこく話しかけてはこないので好感がもてます。

早く住いを決めないことにはコトが進まないので家探しを始めています。私の勤務先である銀行研修センター(将来企業経営センターと名称を変更する予定)の人たちの親切そうな感じですが、まだ良く判りません。
研修センターの幹部の話を聞いていると、とんでもなく進んでいる組織のように聞こえるが、これも本当はどうなのかこれから徐々にわかってくると思います。
この国の人もやはりプリゼンテーションは上手いという感じがしています。
欧米の援助を受けた途上国の教育、研修期機関は欧米のいいところも学ぶのでしょうが、悪いところ−形式のみで実体は二の次−を取り入れてしまうことが多いように感じます。
ところで毎日の食事はホテルの外で取っていますがこれが結構イケます。
昨日駐アゼルバイジャン大使への挨拶も済ませ日系企業の駐在員の方ともお会いしました。三菱商事は邦人社員をカザフスタンのアルマテイーへ移しバクーはローカルスタッフのみとしたため、日本人社員のいるバクーのみとなったということです。
暑さに負けず町を歩き回っています。とりあえず第一報まで。

加藤倭朗

バクーからの便りその2

バクーへ着てちょうど1ヶ月すぎました。これまでのところ順調で、気分良くこちらの生活をスタートしています。此処1週間は気温も25度前後で湿気も無く適度の風もあり快適です。食事も問題ないし今のところ停電は1回のみ。
ここ1ヶ月間かなり市内を歩き回りました。城塞都市バクー(バクーの旧市内は世界遺産)の狭い路地も殆ど迷わず歩けるようになりました。最初の頃はホテルから事務所まで5分くらいのところでも、曲がり角を間違え大回りをしていたのですが、今はもうOK。城壁外のバクー市内も結構歩き回り、観光案内に乗っているところは殆ど行ってしまったようです。ところで『世界の歩き方』のアゼルバイジャン編は僅か数ページですが英語のガイドブックは3百ページ以上あり見所は多いようです。

市内は坂もあり道もまっすぐではありません。大きな通りは道も広く車の数もいやになるほど多い。(バクー市の道路は歩行者に取りまことに不親切で横断歩道が殆どありません。そこでやむなく道路を横こぎるのですが、車の切れ目を見つけるのはかなり大変です。地元の人は殆どぎりぎりのところで車を避けて道を横切っていきますが、慣れないとそうは行かず、道路わきでしばし呆然と待たざるを得ない状況です。車の運転は途上国に共通の"車優先、歩行者無視"でこの点はバクーが直して欲しいことの一つです。
交通と言えば、バクーに来ていろいろな乗り物に乗ってみました。地下鉄は地下の深いところに駅があり、出入り用のエスカレーターが各駅1箇所しかありません。(階段は無い)エスカレーターは1分45秒程度で出入り口からホームのあるところまで運んでくれますが、そのスピードは東京の地下鉄のエスカレーターの2倍位の速さでゴーゴーと音を立てて動いています。

タシケントの地下鉄より運行の頻度も高く(汚さはどっちもどっち)運転時刻も正確のようです。料金は250マナト(5円)、タシケントが120スム(12円)でしたから少々安い。
列車にも乗りました。バクーから有名な拝火教の寺院のあるスラハニ駅まで約50分。この料金は500マナト(10円)車両は4両編成で6人がけの木製のいすが向かい合って並ぶクラシックな列車です。スピードは恐らく最高で40キロぐらい。ゆっくりと走ります。
ちょっとスピードを上げると上下動が激しく車に弱い人は直ぐ酔いそうなほどです。この列車はバクーが始発ですが外国人の乗客は殆ど乗っていないようでした。駅で切符を買うのに一苦労し駅の係員の不親切さが感じられました。(当然国鉄です)
そういえば、ある会合で当国の通信大臣がわが国の通信分野の大きな問題は「郵便」であると言っていたのがこれまた印象に残っています。もちろん郵便も国営です。

バクーは港町でもあります。大きな船が停泊して(貨物船が多い)典型的な港の景観を見ることが出来ます。この点からみてもカスピ海は湖ではなく海です。港内の観光船に乗ってみました。30分で2千マナト(40円)。
かなり頻繁に運行されているのですが、休日だったせいかどの船も殆ど満員で立っている人も多くいました。
別にガイドの放送があるわけでもなくただ港湾内を一周するだけですが、みんな写真を取り合ったりして結構楽しそうでした。外国人は目立つのか一緒に写真をとってもらったりしました。
それからケーブルカー(フニクラと呼ばれる−イタリアのフニクリフニクラとよく似ている)に乗り市内とカスピ海を一望できる丘の上へ行きました。
実はこの丘に登るのは2度目で一度目は500段の階段を登って頂上まで歩きました。(ケーブルカーは休止中と聞いていたのですが)。ここからの景色は抜群でバクーの恋人たちにとっても絶好のスポットのようです。料金は片道500マナト。

次の乗り物は観覧車で海岸沿いの公園にあります。何しろ高いところへ登るのが好きな私としてはこれを見つけるとすぐに乗ってみました。1000マナト。いい景色でした。最後がマルショトゥカ(ミニバス)、庶民の足です。料金は250-500マナト。スラハニ駅の次の駅の駅前から乗りましたが、田舎のせいか乗客、運転手みな顔見知りのようで暖かい雰囲気でした。
若者が前のほうに立ちっぱなしで、ずっとドアを開けたり閉めたりして子供連れのお母さん方の手助けをしていたので、車掌かと思っていたら、途中で降りてしまい、どうやら単に手伝っていただけのようでした。
何故スラハニ駅の次の駅に行ったかというと、スラハニ駅で降りられなかったからです。車掌にここはスラハニ駅かと聞いたところスラハニ駅というのは二つある、どっちかと聞き返され立ち往生しているうちに列車が発車してしまったという次第。次の駅までは10分ぐらいの距離で、反対側のホームで待っていると、係員が着て次の列車は2時間後だからマルショトゥカに乗って戻るのが良いと教えてくれたというわけです。
タクシーにも乗っています。事務所へのの行き帰りは、タクシーを使っています。

 

タクシーといっても殆どが白タクで市内はタクシーだらけで見つけるのは全く問題ありません。毎朝、アパートの前で待っている運転手もいます。というようにいろいろな乗り物に乗っていろいろなことを体験しています。
ところで、バクーの市内には猫が沢山います。犬は殆ど見かけません。(どうしてなのか聞いたところ、犬は危険だからという説明が返ってきました。街中で見る猫ちゃんたちは皆痩せていて太った猫は見掛けません。市内のスーパーにはペットフードの売り場があり、町にはペット医院の看板もみかけます。私の住むアパートの近くの通りで毎日曜日、ペット用のワンちゃんの路上売買市場が開かれています。皆立派なワンちゃんばかり。近くのバザールでは、熱帯魚、小鳥に加え、ウサギ、鶏、鳩、アヒル、亀、それにハリネズミを売っています。ハリネズミはどんな用途なのでしょうか?事務所のスタッフに聞いてもあまり良い説明が戻ってきませんでした。では又。

加藤倭朗

バクーからの便りその3

(2005年10月3日)

早いものでバクーへ来てからもう2ヶ月が過ぎてしまいました。
10月に入り気温も下がり湿気がなくなったためか、さわやかな空とカスピ海が望める快適な気候のバクーです。(でも日中の日差しは未だかなりの強さです)
週末を利用してバクー近郊の名所へ行ってきました。一つは、マンマンデイというバクーから車で30分くらいのところで、地表の割れ目から天然ガスが噴出し燃えているという景色のところです。
勤務先の若手スタッフが車で連れて行ってくれました。
小さな丘の麓の地表から炎が吹き出て燃え続けている光景はまことに不思議なものです。
炎の近くまでよることが出来ますが、当然熱い。地元の人は、ここは温かいから冬来るのが良いといっていました。

この場所は観光資源として相当なものだと思うのですが(実際このときもドイツ人の観光客など数名が来ていました)この場所の周りには、案内所、説明板、カフェ、レストラン、お土産屋などの観光関連施設は殆ど無くテーブルと椅子が一式あるのみ。そこでお茶を飲んでいる人たちが居ましたが商売でやっているようには思われないような感じでした。
マンマンデイは英語の観光案内書の著者が、バクー近郊では最も気に入ったと記述している場所で特に夜に来ると大変印象的だということです。
ここの周辺には、相当の地域に渡って多くの油井があり,全てではないけれどかなりの油井が今でも稼動して石油を汲み上げています。

ソ連時代の技術であり効率はあまりよくないようで、汲み上げポンプの大きさも、テキサス、ロスアンジェルスなどで目にするものと比べると小さめです。
アゼルバイジャンは産油国ですが現在ではカスピ海での原油採掘が中心のようです。しかし、地上にも未だかなりの資源があるとも言われています。(最新の技術を使えば未だ採掘可能の由)ところで、アゼルバイジャン政府は外国の石油会社に鉱区を与えいわゆるProduction Sharing方式で石油開発を行なっています。
独立後から現在までに26の鉱区を設定し開発を行なっていますが、このうち生産が可能になった鉱区は第一鉱区のみで他の鉱区はいまだ生産できていない、又一部の鉱区はすでに断念されているという状況だそうです。

この第一鉱区に伊藤忠が食い込んでおり当時の担当者は現在伊藤忠の役員になっているそうです。(以上は当地伊藤忠駐在員事務所長の話です)このように石油開発は典型的なリスキービジネスのようです。(でも中るとそのリターンは当然大きい。)
二つめの観光名所は、バクーから車で約1時間のゴブスタンという石器時代からの遺跡で、様々な岩に石器時代の人が描いた岩絵があります。動物の絵や、狩猟、儀式の様子、踊る人々などの場面が岩肌にくっきりと残されておりまことに印象的です。観光資源としては非常に価値のあるものに思えます。
事実、ここはアゼルバイジャンではバクー旧市街に次いでユネスコ世界遺産に登録されるのではないかと言われています。(先日ユネスコの松浦事務局長がアゼルバイジャンを訪れそのような話をしているとのことです。)

ここも、素晴らしい観光資源であるにもかかわらず、遺跡の資料館だけはあるものの、近くにレストランとかの施設は殆どありません。自然のままの光景を保つと言う意味では結構なことなのでしょうがアゼルバイジャン人はあまり商売っ気が無いのでしょうか。ウズベキスタンであればこのような遺跡の周りには(周りと言うよりも遺跡そのものの中に)お土産屋やカフェが作られておりそれと比べると違いに驚かされます。遺跡はきちんと管理され、感じの良い案内の若者たちも居て丁寧に説明してくれます。岩絵とともに、岩山から望むカスピ海の光景も非常に素晴らしいものでした。
更に、ゴブスタンから車で10分ほどのところに泥火山と呼ばれる場所がありそこへも行ってきました。ちょうど別府の坊主地獄のようなもので土の盛り上がった場所からボコボコ、ブクブクと恐らく空気(天然ガス?)が出ており、時たまかなりの音響を伴って噴出してきます。当初は、全くそのようなことを予期していなかったのでガスが噴出してきた音にびっくりしました。
でもこのガスの温度は高くないようで、そばによって泥に触れると冷たいくらい。中には湯気の立っているやつもありますが、そう熱くはなさそう。

この場所の全体としての景色は、月か火星の地表はこうなのではないかと思わせる景観です。まさに奇景です。当初ここに来るのには4輪駆動車が必要と言われてきたのですが、普通のタクシ−に、行ってくれるかと聞いたらOKということで来ることが出来ました。道は多少ラフではあるものの4駆でなければ駄目と言うほどではありません。外国人観光客相手の業者が料金を高く設定するために4駆が必要といっているのではないかと勘繰ってしまいました。事実その場所には2〜3台の4駆が駐車しており外人観光客が驚きの声を上げ見物していました。
ところで、此処へ来るための車(タクシー)を事前に手配しておいたのですが(そのタクシーは普段良く使っているタクシーで運転手もそれなりに感じが良く運転マナーも良いので気に入っていたタクシーです)、出発直前の値段交渉(50ドル−25万マナトの先方要求)が決裂し、結局流しのタクシーを捕まえてやってきました。バクーはタクシーの数が多く(殆どが白タク)捕まえることは全く問題ありません。今度は交渉の結果6万マナトでゴブスタンまで往復してくれることで交渉成立。車はかなりおんぼろでしたが運転手は愛想もよく約一時間でゴブスタンに到着。岩絵見学後、泥火山までいけるかと尋ねたところ大丈夫と言うのでそこまでつれてきてもらったと言う次第。

バクーへの帰り道、きれいな砂浜がありそこでとめてもらい写真を撮ったりしました。バクー港の水は汚くて臭いもしますが、此処の海岸の水はきれい。近くにビーチもあるとか。ハッピーにバクーまで帰ったところまでは良かったのですが、最後タクシー料金支払いの段階になり揉めました。当初の約束金額では少ないと言い出したのです。これは私の想像ですが、私が岩絵を見学している間、タクシーの運転手は、外国人観光客を案内している4駆の運転手と話しをしており、恐らく彼から外人観光客からは50ドルもらうのが相場と言う話を聞いたのではと思われます。
当初の6万マナトは片道の料金だったと言い出し、又ゴブスタンから泥火山まで行った分も支払えという主張です。結局、15万マナト(30ドル)で決着しましたが、後味悪し。途上国では外人料金は付き物なのでしょうがいやなものです。途上国の生活経験がある方が行っていましたが、「お金は人を変えてしまう」と言うのは真実のようです。
と言うわけで、観光の話ばかりでしたが、ここまで仕事もそれなりにまじめにやっており職場のスタッフの方々にも重宝されているようなのでまずまずかなと思っています。ではまた。

加藤倭朗

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