第三十回焼酎研究会 レポート
6月26日のNPO E-OJIANのオフ会「焼酎研究会」は9名が参加して、赤坂の居酒屋「まるしげ夢葉庵」で開催された。
今回の研究テーマは、黄麹。
黄麹は違いが出にくいと言う研究員がいたので、それが本当か否か?
本当に違いがないなら、それでもそこにわずかな違いを探そうというのが命題。
ビールでひとまず口をゆすいだあとの、最初の焼酎は、「海」と迷ったが、比較的めずらしい部類の「萬膳庵」から(ロック)。
☆柔らかい
☆ふくよかで甘い
☆芋のイメージが変わった
☆芋焼酎への偏見がある人もOKだ
【好評だ!】
次に「海」(ロック)
☆フローラルの香り
☆香り絶妙
☆さわやか
☆芋のイメージがない
☆焼酎とは思えない
【これも好評だが、萬膳庵との違いは香り、味においても歴然としている】
「違いが出にくい」という研究員はここで、参った!!
そして、「富乃宝山」(ロック)
☆海に似ている
☆芋の甘さを感じる
☆スタンダード(ベーシック)な黄麹
☆黄麹の入門編
【ちょっと、飲む順番を間違えたかも知れない…反省】
最後の黄麹は初めに飲んだ「萬膳庵」の原酒「流鶯(るおう)」(黄麹・35度・ロック)
☆うぁ〜丸い!
☆正調・本格派だ、これはいい!
☆背骨が立っている
【最上級の賛辞がよせられた】
そして、〆に黒麹「萬膳」…店が勧めている焼酎だが、最初の2杯と直前の「流鶯」の印象がすばらしく、スタンダード以前のベーシックというような感想が聞かれた。
この萬膳…個人的には好きな焼酎だが、お湯割りの方がこうばしさが伸びたのではないかという気がする。
この日は全て、ロック。
そして、肴は「時知らずのなめろう」などお酒の味を引き立てるものばかり。
味もピカイチ!
〆のずけ丼は、漬けた時間が長かったのか、我々が長尻だったからか、少し辛かったのが残念。
参加頂いた人たちには十分、楽しんでいただけたと思う。
ただ、いつもは楽しい研究会の雰囲気をつたえる写真をとるのだが、すっかり忘れていた。
まだ、修行が足りない!
【注: 上の写真で伊佐美のカステラ・ゼリーは研究員からの差し入れ】